50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

手習いその38:4度目の東山湖 手習いオヤジがスプーンに覚醒?最大の釣果を上げる

 

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前回の王禅寺すぐ後に、4度目となる東山湖に行ってました。

緊急事態宣言が出た後は釣行記のアップを自粛していましたが、やっと宣言が解除されコロナ騒動は落ち着いてきたようなので、そろそろ当日の様子を紹介してみたいと思います。

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東山湖から望む富士山

直近2回はどちらもドロヤナギ向かい辺りでやってましたが、今回は桟橋右側のハンドル向かい辺りに場所を確保。7時過ぎから釣り行を開始しました。

今回は、かねてからの懸案であったというか、苦手意識が強くて逃げていた軽量スプーンの練習がメインとなります。

まずはイヴ1.0gのピンクを投げてみたところ、おー。幸先が良いなと、あっさり1匹ゲット。でもそれが後の釣れない時間を生むことになりました。

それっきりイヴのピンクではバイトが無くなったので、では違う重さのスプーンでピンクを投げてみようと試してみるも全く反応が無く、ZANMUのピンクやスティックまで持ち出してもダメでした。その間約1時間。

活性自体は高かったようで、周りの人たちが結構上げてる中、うわ今日も釣れないのかと一瞬凹みそうになった後、そうだった今日はスプーンの練習だと、スプーンのカラーローテに戻ることに。

ノアのシルバーやミューの黄色では反応なし。で、イヴの1.0gで「さやえんどう」という緑色を投げたところ久々にバイトが来ました。

よしこれで次はレンジを探ってみようとカウントを増やしていったところ、カウント6からの巻き始めで1匹目から1時間後に釣れました。

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ダイワ プレッソ イヴ 1.0g さやえんどう

やっと2匹目が釣れた後、そこからが凄かったです。

平均すると1~2投ごとにバイトがあり、4~5投で1匹上がるという、以前のスティックやノア赤金のような爆発的な感じとは違い、上記のペースで淡々と釣れ続けてしまう。

その間、若干レンジが変わっていくのでカウント6~8の間で調整してました。当日の活性は高かったけど、表層には居なそうな感じ。ちなみに巻くスピードは2秒で1回転位。

10匹釣れた辺りから、これじゃもう1個のタックルで練習できなくなるぞ。と思う反面、釣れる間はこれで釣り続けたい。とも思う。で、どちらにするかという贅沢な悩みを解消するため、ロッドがULの方のタックルにはノア1.5gの黒を付け、時々タックルを替えながら投げることにしました。

魚が居るレンジは大体分かっていたので、まずは1.5gをそこに合わせる練習から。バイトの感じで大体カウント3~5ということが分かったので、そこを通すとこっちのタックルでも釣れ出しました。

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ロデオクラフト ノア 黒 1.5g

でも1.5gで巻くのが2秒に1回転だと、どんどん沈んでしまうので、ロッドを思い切り上げながら巻いてたんですが、そんなことしてる他の釣り人は今まで見たことがなく、果たしてこんなやり方で良いのか?とも思いましたが、釣れてるからまあいいやと続けてました。

 結局1.0gの方は、もう1つのタックルと替えながらですが、都合3時間くらい同じ「さやえんどう」を投げ続けて、18匹ゲットしました。いやこんなこともあるんだなあと。

その時のタックルはこれです。

ロッド:アブガルシア マスビート エクストリーム XUL

リール:ダイワ レブロス 2000

ライン:ダイワ フロロ 2ポンド

総額15000円位のタックルで、この連チャンはスゴイお得感です。

東山湖で1.0gを使うのは、あんな広い場所で美味しいポイントに届くのかと心配していましたが全然問題無く、ULロッドと1500番リールと3ポンドナイロンライン、スプーンは1.5gという内容の、もう1つのタックルと大体飛距離は同じでした。

その後1.0gの方は、流石にさやえんどうで釣れなくなったので色を変えることにして、次は同じく緑が入っているからという理由でイヴのサーモンバジルを選択。同じレンジを通すとまたあっさり釣れました。そして19匹目を釣った後のキャストでラインが切れ、サーモンバジル君は殉職となりました。私の腕では2ポンドラインだと掛かった魚が中々上がらないので、戦っているうちに桟橋の支柱と擦れてラインが傷んでしまったようです。

ちょっと多めにラインをカットしてスナップを付け、次に選んだのは同じくイヴ1.0gのグリーンペレット。

これで同じレンジを通すと、また釣れる。

で、ペレットカラーだと更に、足元に潜んでいるのがバイトしてきますね。ひょっとして撒き餌待ちで桟橋近くのちょっと深いところに待機してるのかな?と思い、ペレットカラーの時は手元近くになっても回収を焦らず、桟橋から2~3mの辺りで1回巻くのを止めてフォールさせ、その方法で3匹追加しました。

最初の釣れない1時間を過ぎてからは、一定のペースでひとしきり釣れた後、これキープしたの捌くのに相当時間が掛かるぞ。と思いまして、また夕方に横浜まで戻る用事があったため、1時過ぎに終了としました。

7時から始めて8時頃から釣れ出し終了するまでのトータル6時間で31匹。そのうち小さい子10匹はリリースしたので21匹の持ち帰りとなりました。

ちなみに去年までの東山湖のルールはリリース禁止で、持ち帰らない魚はゴミ箱に捨てて下さいみたいな感じでした。私が管釣りを始めた時点では、そのルールが有名無実化しているのは周りを見ると一目瞭然でしたが、私はルールに則り20cm前半のサイズだろうが捌いて持ち帰っていました。それが今年になってから正式にHPでリリースOKを謳うようになったのは有難いことです。小さい子を捌くのは気が進みませんからね。

それから、目見当で20cm台後半以上はキープ、以下はリリースという東山湖でのマイルールを設定しました。

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4度目の東山湖での釣果

ちなみにこの後、全て捌いてクーラーボックスに詰め終わるまで1時間半かかりました。

今回の釣り行は手習いオヤジにとりまして1日あたり最大の釣果で、なおかつ全てスプーンという、実態は伴っていないのでありますが何やら玄人っぽいぞ。という快挙でありました。

クランクだと、その製品が想定したレンジに特化しているのに対し、スプーンは通すレンジが自在な上、もうちょっと練習すればレンジをキープしながらも通すスピードを変化させられそうです。

スプーンで釣れなかった頃は正直練習が辛かったのですが、やっと楽しくなってきました。でもまだまだ練習が必要です。

これだけの数を持ち帰って一体どうするの?と聞かれそうですね。それは、いつも行く居酒屋さんが営業時間の自粛要請で苦しんでいまして。そこはもう10年以上毎週通ってますから他人事でなくて。

釣りに行く前、予め要るか確認したら要るとのことだったので、仕入れの足しにでもして下さいと置いてきました。

 

釣れたルアー

 

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表側

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裏側

 

ダイワ プレッソ イヴ 1.0g さやえんどう 18匹

 

ロデオクラフト ノア 1.5g 黒 6匹

 

ダイワ プレッソ イヴ 1.0g グリーンペレット 5匹

 

ダイワ プレッソ イヴ 1.0g サーモンバジル 1匹

 

ダイワ プレッソ イヴ 1.0g ピンク 1匹

 

 

合計31匹

 

管釣り始めてからのトータル 80匹