50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

手習いその49:マスのオフシーズンは海釣りに行きたくなった手習いオヤジであります。

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菅マス釣り場はボチボチ休業のところが増えてきまして、オフシーズンの様相を呈してきた今日この頃、引き続き開いているところに通って釣れね―と言いながら釣り続けるか、それとも9月までは他の釣りを試してみるか。と、暫く考えているうち、タイミング良く給付金が振り込まれたじゃありませんか。

これは海釣りタックルを揃えよという啓示に違いないと、次は道具の選定に入った訳であります。

で、これまでは2ポンドフロロラインを、うわこれ見えにくいとかブツブツ呟きながらもラインの動きをガン見して、巻いてる途中ラインが横に2~3cm走ったな。じゃあ合わせてみるかという、物凄く神経を使う釣りでして。

で、掛かったら掛かったで大物の時はドラグ出っぱなしという長期戦になり、それはそれで大変面白いのですが、何か間逆なことも試してみたいなという思いに至りまして。

で、色々検索してたら、堤防とかその辺で投げる用途では、ずば抜けてタコロッドが頑丈というのが分かりまして。重り80号まで対応とかね。

これは今まで投げてた最軽量ルアーである、ブラインドフランカーの600倍の重さじゃないですか。うわ何それ。これは物凄く未知な世界だから体験してみたいわ。と、とりあえず何も考えずに、たこがかりというタコロッドを購入。

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しげしげと観察してみると、かなり未知な造りをしている。

先っちょの黄色い部分だけはクニョクニョ曲がるけど、そこから根元にかけては、細めの水道管ですかみたいな感じで、ちょっと手で曲げようとした位じゃびくともしない。

へーこれがパワーがあるロッドなのかと、ひとしきり感心した後、次はリールを何にするかと考えて、ベイトは使ったことないしなあ。でも大きいことは良いことだとレブロスの5000番をPEの3号が200m巻けるという理由で購入。

で、ラインはダイワの8本撚りPE3号。リーダーはフロロ14号という選択になったのでありました。で、タコテンヤの仕掛けも購入。

私手習いオヤジのサマーは、タコ釣り職人を目指すのであります。

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この超強力感は嬉しいですね。

今まで管釣りで耐荷重2ポンドだったのがいきなりの25倍。2ポンドのラインでマスの30cm越えと渡り合ってきたことを考えると、もう何でも釣り上げられるんじゃね?と思ったものの、最大のハードルが待ち受けていたのでありました。

そうそれはPEラインとリーダーの結び方です。

買っちゃったからにはしゃーないと、晩酌のつまみにSCノットでリーダーを結ぶ練習を始めたのでありますが、そんないきなり飲みながらできるものではないと気付いたのが、既にそこそこ飲んだ後でして。

私も大変参考にさせて頂きました、結び方を丁寧に解説されているところは沢山ありますので具体的な巻き方は割愛させて頂きますが、巻くのはできても締めこむ方向と力加減が良く分からなくて、3回すっぽ抜けて失敗した後、ようやく結ぶことができました。

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やっと結べたSCノット

結ぶための道具とか全然無いので、両手プラス口に咥えて締めこむ訳ですが、PEのリール側じゃない方の締め込みが肝なのかもと、 何か分かったような分からないような。

一応、締め込めたときの目安であるらしい、PEラインの変色は確認できたので、じゃあドラグの調整しながら重量計に付けて引っ張ってみるかと試してみたら、いやPE3号のヘビー感がスゴイですね。とりあえず結び目はすっぽ抜けなかったので、その後ドラグは5kg辺りの緩めに設定して、後は現地で調整することにしました。今までの10g単位で微調整していたのとは全然違うことが、今後新たな発見の連続になるのではないかと期待させるのであります。

で、自分のやる気を奮い立たせるため、周りに「海釣りデビューしちゃいます。」と触れ回ってましたら、突然頂き物が増えたのでありました。それはシーバスロッドとか3000番位のリールとか自作タコテンヤの仕掛けとかで、いやこれどれも非常に有難い品々です。

シーバスロッドとリールを、胴突とかサビキ用のニュータックルに使わせて頂くことにしまして、次はそれに必要な品を準備していきたいと思います。