50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

次著の「出版等に関する契約書」が届く


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いよいよ出版作業が大詰めとなり、「出版等に関する契約書」が届きました。

f:id:tenaraioyaji:20220309181357j:plainこれに記名捺印して返送すれば、晴れて出版が確定することとなります。

契約書の内容を全部紹介すると長くなってしまうので要点だけ紹介すると、私が書いた著作物を、講談社が独占的に使用できること、最近はネット配信やオンデマンドも増えてきているので、使用範囲の確認、あと、いわゆる印税(契約書では、著作権使用料という表現でした。)の料率と、発生するタイミング、支払い時期の確認などです。

前回と違うのは、デジタル版に加えてオンデマンドの料率が別に設定されていることでした。そこで、オンデマンド出版って何?となったので調べてみたところ、要は滅茶苦茶小回りが効く出版方式みたいです。前著のような、紙質や印刷がそこそこな代わり、数百部単位での増版が可能という方法から一転して、今回は装丁や写真のクオリティーを上げた結果、増版となると最低部数が増え、小回りが効かなくなるデメリットに対応する方法なのかな?と解釈しました。

あと面白かったのが、出版された際、10部を私が頂けるということと、部数限定で割引購入できるという内容でした。それも、契約書第2条という、1条で契約書の目的をザックリ解説した直後に現れるという、いやとても有難いのですがこのタイミングですか。と、2条がこの内容になったバックグラウンドに興味を持ってしまったのでありました。

そこで早速、晩酌しながらの記名捺印。住所氏名を記入した後、印鑑証明とかは全然関係ないんですけど、いやここは晴れ舞台なのでと実印を押し出来栄えを眺めていると、酔っぱらっているせいか字がグニャグニャだし、捺印も曲がってるしで。もう1部控えにも記名捺印した後、次の朝起きてから2部を見比べ、うーん。どっちもどっちだなあ。とブツブツ言いながらマシな方を選んで投函したのでした。

もう私はカウントダウンするだけとなりましたが、現在は製本所の方々がご苦労されているかと思います。私は文章や写真を提供しているだけで、それを実際の本という形にするには、本文のチェックや訂正の後、装丁デザインやレイアウトを行い、印刷して製本するなど、膨大な手間がかかるのでありますが、その苦労は全く味わわずに済むという、大変恵まれた環境であります。

拙著に携わった皆様方に、厚く御礼申し上げます。