50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

手習いその53:初の磯子海釣り施設でタコを釣り上げる

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3か月前の8月頭のことですが、初の磯子海釣り施設に行ってました。狙いはタコで、一応サビキの道具も用意して向かいました。

磯子発電所を囲むように施設はあり、その間隔が狭いためかルアー系はアンダースローで投げなければいけないというのと、同じ系列の大黒海釣り施設と同様、写真をSNSに上げる際には企画書を提出した上、3万円払うというルールがHPに記載されていて、これらのことから他の施設よりも規制が多い感じです。 ですから今回は写真1枚だけです。

開園前に到着し並んでいたところ、並んだ時は10番目位だったのが何故か続々と前に人が増えていき、開園時には20番目位になりまして。大黒やオリジナルメーカーでは見知らぬ皆がフレンドリーで、お祭りみたいだなあと思ったのですが、そんなことからも、ここ磯子は常連さんの交流場みたいな印象を受けましたね。

入場して目指すは東桟橋。タコの釣果が多いポイントです。

この辺かなと適当に場所を決め、タコエギ2投目で何か急に重くなったなと。最初は根がかりか海藻でも引っかけたんかなと思ったんですが、リールを巻くと重いけど普通に巻ける。あーこれ噂のタコの当たりかもと早巻きしたことろ、あっけなくタコが上がってきました。

タコ上げたはいいけど、その後どうすんのよ。って、行く前に思っていたので、調べたことを試してみることに。

上がったタコをそのまま桟橋の床に置いて暫く眺めていると、 自分で針を外してノロノロと動き出しました。その移動先に口を開けておいたLサイズのジップロックを構えて待つと、自分からその中に入っていき、入り終えたら口を閉めクーラーボックスで氷締めして完了。吸盤が手に貼りつきまくって苦労すると思いきや、意外にすんなりといきました。

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初めて釣れたタコ

ちなみに私が使っているタコエギは、マルシン漁具というメーカーの品です。

 

選んだ理由は安いからです。底を引きずるタコエギは根がかりが多いらしく、エギは消耗品と割り切った方が良さそうなので、有名メーカーの1個1,000円近くする品はちょっとなあと。

とりあえず色違いで3つ購入し、そのうちの2つをカラーローテしながら一度に付けて投げてました。

その後は反応が無くなり、当日はタコ狙いの達人が多かったので、それを観察して真似することに。

タコエギはアンダースローで投げるというルールがあるので、どうやっているんだろうと見ていると、桟橋真下には空間があって、そのスペースを利用し振り子で加速してました。それを真似ると、おー。これ飛ぶじゃんと。

次に巻き方を観察すると、時々巻くのを止めてロッドを細かく上下させている。これは誘いのテクニックなんだなと自分も真似をしてみる。巻く時の手応えで、ここで止めるという判断をするんでしょうが、そのタイミングまでは私に分かりませんでした。

その甲斐もなく全然当たりは無くて、釣れるのは誰かがラインブレイクして海底に沈んでいたタコエギばかり。4つタコエギが釣れて、タコよりタコエギが釣れるって何それと思いながら、周りの達人も当たりが無さそうだったので、あーこれはもうタコ無理かもと思いサビキ釣りを試してみたのですが、かなり苦労することに。

胴突きサビキの仕掛けしか用意していなかったのが祟って、東桟橋の真ん中へん位で投げ込むと、かなりの確率で根がかりするんですよ。未熟さ故なのですが重りを5個位無くして手持ちが無くなったので、売店まで買いに行く羽目に。

その間アジが1匹釣れて、その子を針に付けて泳がせておいたんですが全く反応が無く、昼頃にそろそろ帰るかと終了したのでありました。

釣れたタコは馴染みの居酒屋さんへ差し入れ。

「えー。タコって釣れるの?」

って反応されるのが面白いです。

その週は、その居酒屋さんに行けなかったので私は食べることができませんしたが、常連が突然タコを釣って持ってきたので食べて下さいと、他の常連さんに出していたと思うので、もうそれで私は満足ですね。

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タコエギはスゴク消耗する

帰ってから釣り道具を洗いながらチェックしていたら、タコエギのダメージがスゴイこと。塗装はバリバリに割れ、網みたいな表面も破れています。これは2~3回使ったら交換かな。

でもタコ釣りは楽しいですね。これからも続けようと思います。