手習いその51:初のオリジナルメーカー海づり公園
去年に鹿島港の海釣り施設へ1回行きましたけど、その前はというと、海釣りも小学生以来でして。でも何故かやってみようと思い立ち、暇を見つけては海釣り施設巡りを始めてます。
現時点では、今回紹介しますオリジナルメーカー海づり公園の他にも、大黒海釣り施設、磯子海釣り施設などに出没してました。
私が新しいことを始める時のパターンなんですが、何だか分からないけど、とりあえずやってしまえという、無駄な行動力のお陰で後に苦労するんですよね。
以前に筑波で耐久レースやってみよう。ってなった時はもっと酷くて、サーキットをロクに走ったことないのに、いきなりレースにエントリーして、まあ何とかなんじゃねみたいな。その時は当たり前に予選落ちでしたけど、そこから火がついて猛特訓&寝ても覚めてもレースばかりになり、ちなみに次の年は草レースですけど何とかシリーズチャンピオンを取れたのでありました。
そんな歪な成功体験からか、何か新しいことを始める時は適当過ぎる傾向なので、大体返り討ちに遭います。今回の海釣りも結果は推して知るべしで、3回行ったトータルの釣果は、シコイワシ×2、カタクチイワシ×1、アジ×1、タコ×1という、何とも微妙なものでありました。
そんな私が海釣りの技術やタックル解説などできる訳もないので、それぞれ赴いた釣場の印象や、管マス釣り場との雰囲気の違いなどを書いていきたいと思います。
近所には大黒とかあるんですけど、千葉県は市原市にある、このオリジナルメーカー海釣り公園に何故決めたかというと、グーグルマップで偶然見つけたからです。
へーここ楽しそうという軽い気持ちで行ってきました。武装はタコタックルと頂き物のバスタックル。ルアーじゃないタコテンヤには、前日仕事帰りにスーパー寄って、カニ売ってなかったからエビでいいかと、それを買って付けることにして、バスタックルはワームとサビキで使うかと、素人なりに考えて挑みました。
結果はシコイワシ×2とカタクチイワシ×1で、それも泳がせ釣りをやってみようと、針に付けて泳がせていたら全部どっかにいっちゃいました。タコタックルは何だか使い方が良く分からないまま、エビがバラバラになって終了。
とまあ、わざわざブログに書くことか?といった内容だったのですが一応。以下は気が付いたことを書いていきます。
「菅マスと海釣り施設は全然雰囲気が違う」
菅マス釣り場は、何というか食材を手に入れる釣りというより、スポーツの場っぽいですね。来ている人たちは、そんなにお互い会話をする訳でもなく、黙々と自分の世界で釣りを続ける感じで、海釣りもそんなんかなと思っていたら全然違くてビックリしました。
皆さんフレンドリーで嬉しかったです。気軽に話しかけてくるので、
私は、「初心者なんですけどわざわざ横浜から来ますた。」
と言うと、現在釣れている方法とか色々教えてくれるし、他で大物が上がった時とか皆さん助け合ってますし。私のような初心者はスゴク助かります。
「堤防じゃないので、足元の潮通しが良い」
これが他の海釣り施設と一番違うところですね。隙間が空いた柱の上に釣り場が乗り、釣り場の床は網になっていて真下の海面が見えます。
ナブラが足元を通過して反対側に抜けていった時は、無数のイワシが表層を跳ねながら移動していくのを思わず見とれてしまいました。
ということは、岸から見れば足元も沖合なので、それに合わせた釣りの方法もあるんだろうなと思いましたが、具体的な発想までには至っておりません。
「釣り場に流し台と水道がある」
これもオリジナルメーカーの大きなポイントだと思います。釣り場に点々と流し台と水道が設置されていて、そんなに歩かなくても自分の手やタオルを洗えるし、釣った魚をスグに流しで捌けるとか、ものすごく便利ですね。他の釣り施設にも設置して欲しい位。
「アミ姫は食いが悪い」
サビキを準備する時にコマセどうしようと思い、まあ手軽だからアミ姫買っとくかと、それで挑んだ訳ですが、当日は全然釣れませんでした。
ここまでなら自分の腕の問題かと思うのですが、左隣さんが入れ替わってサビキの準備を始めたら、私と全く同じ市販品の胴付きサビキの仕掛けでした。
いや俺全然釣れてないから、その仕掛けダメなんじゃね。と思いながらお隣さんを見ていたら、釣り始めた途端30cm前後のアジやらサバをガンガン上げてるじゃないですか。胴付きだから棚の違いも無いし、これはコマセの違いなんだろうなと。
アミの独特な臭いがちょっとなー。スゲー車が臭くなるし。と思って、アミの冷凍品は敬遠していたのですが、そんな生半可な心構えでは釣れないんだということを実感したのでありました。
「管マスの感覚でアジ釣りは難しい」
そんな集魚力抜群な、お隣さんのコマセの賜物で私の方にもバイトするようになったのですが、 今までの管マス釣りの感覚で上げようとしたら、ことごとくバラしてしまいました。
マスだと、如何にラインのマックスなテンションをフックに掛け続けられるかが、肝なんだと思うんです。こっちに向かってくることやジャンプを想定しなければなりませんからね。だから、ドラグと相談しつつ結構ロッドを振り回しながらの格闘となる訳です。
バイトしてたのはアジだと思うのですが、マスのようにやった瞬間スッポ抜けてバラシまくってました。
それを後日師匠に話したら、
「アジは口が弱いんだから、そんなことしちゃダメだよ。」と言われ、あーそんなもんなんだ気を付けようと。
いや全然道のりは長そうです。でも楽しんでます。