手習いその1:まえがき
釣りは小学校以来ですね。もう40年ぶり位になります。
その当時は釣りキチ三平が全盛期の釣りブーム、新規のブログを始めてたった2行で相当オッサンなことが早速バレてるんですけど、まあ年取っちゃったことはしょうがないしね。
JRは国鉄でDocomoは電電公社、スカイラインのエンジンにはL6が載っていた、そんな時代のことでした。
地元は霞ヶ浦湖畔なので、休みの日には川や霞ヶ浦に鮒やタナゴを釣りに通っていました。茨城の年配者は淡水魚に抵抗ない人が多いので、釣った鮒を持ち帰ると私の親とかは普通に煮て食べてましたね。
中学に入って以降は何だか色気づいて、ぱったり釣りをする機会は無くなってしまったのですが、何故40年ぶりに釣りを始めたかというと、取引先の業者さんに誘われ2019年の8月末に、早戸川へ行ったのがきっかけです。
(当日の早戸川。小雨が降ったり止んだりのコンディションでした。)
無知とは恐ろしいもんで、どうせ釣り堀に毛が生えたようなもんでしょ。
そこにルアー投げれば誰でも釣れんじゃね。
と、舐めてかかっていたが現実はそんなに甘くなく、黙々と昼過ぎから夕方までルアーを放り続けても釣果は0。水が綺麗で居る魚が見えているだけに、悔しさもひとしおという。
おまけにルアーが軽くても重くても、力加減が分からずとにかくロッドを全振りするので、借りたルアーを対岸の木や岩に引っ掛けて5個位無くすし、まあ散々な結果でした。
でも、今まで魚を捌いたことがなかった私が、業者さんが釣った魚を教わりながら捌くことにチャレンジしたのが成果でした。
それで、これはマズいと。せめて人並み?というか管釣りに通う人達の平均位までは釣れるようにならねばと、謎の使命感が沸き上がり、そこで何を思ったかアマゾンで2m位のグラスロッド、1000番位のサイズでやたら太いラインが巻いてあるリール、ワームが2セットずつ入って4000円位という、多分ブラックバスタックルなんだろうなこれ。という格安中華釣りセットを購入したのでありました。
今思えば意味不明で、やっぱまだまだ菅マス釣りを舐めてました。
休みの日にはそれを持ち歩き、霞ヶ浦でルアーをぶん投げる練習をしたり、鹿島港の釣り公園にサビキ釣りに行ったりしておりましたが、ここまででも釣果は0。
(当日の鹿島港釣り公園。暑かった。)
やっぱ俺は釣りの才能ねーわ。と思いながらも何故か闘志だけは湧いているという、しょーもない状態に陥っていたのでありました。