50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

手習いその11:初ミッドクリークで釣り納め イワナ5匹連続ゲットに驚く

f:id:tenaraioyaji:20200218165945j:plain

例年は12月30日から年末の休みに入るので、年末までのバタバタで何もしてなかった案件を、正月までの2日間で一気に片付けるため、あっという間に正月になっていたのですが、今年は29日からと年末の休みが1日多く、年内にやらなければならないことも、まあまあ片付いていたので、1日の余裕ができました。

というか釣りに行きたくて頑張って1日の余裕を作りました。

帰省したときは実家からすごく近いので、年末はここだと決めていた茨城県のミッドクリークフィッシングエリア。

時間やレギュレーションを下調べしておき、管釣り紹介サイトの口コミ掲示板も覗いたら、トレモの黄色投げれば釣れるみたいなことが書いてあったので、調べたところムカイというメーカーの製品らしい。近くのキャスティングで購入しておいた。

2019年12月30日。当日の朝は開園30分前に到着したのだが、もう既に何組か階段の下に並んでいる。

f:id:tenaraioyaji:20191230072548j:plain

(当日は、この後に雨が続いたので携帯は車に置いてしまいました。写真はこれだけなのですが、何とか情景を描写できるよう文章で頑張ります。)

開園の時間になり、並んでいた人々はバンガローのような事務所の建物に入り順番に受付を始めた。

私の順番になると、「初めてですか?」と聞かれ、はいそうですと答えると、

「メインポンドは難しいですよ。」と言われた。

それでもやってやろうじゃないか。とならなかった私は、それじゃあとフォールポンドで始めることにした。
メインポンドは事務所前にあり、そこから奥に入ると上り坂で、フォール、シャロ―ポンドが見えてくる。それぞれのポンドは高低差があり水質も違う。

釣りを始めたら雨が降り出し気温も下がってきたが、その時はテンション高かったのでさほど苦ではなく、楽しみにしていたトレモの黄色を早速投げてみる。

巻きが遅いと全然沈まないので、これはトップ狙いの時に使いたいなあ。という動き。

メインとシャロ―が若干濁っているのに対し、フォールポンドは水がクリアで、魚がどの辺りに居るのか結構遠くまで見える。しかも一番奥には小さいながら滝があり風情もある。

見渡したところ、やる気ありそうなのが多く居るのが、目見当で表層から4~50センチ下辺りかな。

トレモとはレンジが違うので、先日の王禅寺で唯一の釣果を上げた、ムカイのジョイントを投げてみたところ、今まで体験したことのないドカンというアタリで、物凄い勢いでラインが真左に走り出し、あっという間にラインが切れてしまった。

うわー。もっとドラグを緩めておけば良かったと思ったが後の祭り。

お魚さんルアー外せず申し訳ありませんでした。

しかも期待のルアーを無くしてしまい、軽く凹んだ後に気を取り直して他のルアーを色々と投げてみる。鱒の小枝とかグルグルX、ハイドラムなどは追いかけてくるのだが、足元まで来るとプイっとUターンしてしまう。

まあ釣れないなら水が綺麗なことだし、スティックとかスプーンの動きを見ながら巻く練習でもするかと、スティックのピンクを何回か投げているうちに、斜め上に持ち上げてからのフォールがリズミカルに決まるようになった頃、

それまでの、ルアーの後ろを様子見しながら、まあ付き合ってやるよ。みたいな感じでユラユラ付いてきてたのが一転、狩りをする猛獣みたいに何だか全力で追いかけてくる。

10投位であっという間にイワナばかり連続5匹釣り上げてしまった。

そして、今までスティックの釣果なしだったのは、上手く動かせていなかったからだと気が付いた。

5匹目ともなると、流石にルアーを追いかける勢いは落ちていたのだが、何故か足元まで来ても逃げ出さない。

へぇー逃げないんだと、足元でフォール&ライズを繰り返しながら8の字に回していたら、そろそろ食うかって感じでスティックの周りにトグロを巻くような動きを見せたので、口を開くタイミングを待って見ながら合わせ、リールを巻かずにネットの中へ。

喰う気マンマンのスイッチが入ると、こんなこともあるのかと。

あとイワナって、にょろにょろしたヘビみたいな動きするんですね。勉強になりました。

冬の雨の中ピンクは無いだろという先入観で、釣れ出すタイミングを遅くしてしまったみたいです。5匹釣った後はスティックに反応が無くなったので、ひょっとしてピンクが今日の当たり?とイブ1gのピンクを投げてみたところ、2投目くらいでニジマスがヒット。

そういえばさっき放流してたな。じゃあオレンジでもいけるのかと、近くに魚影が無かったのでロールスイマー2.5gのオレ金を遠投してみると、またニジマスがヒット。

全く釣れない時間は開始から2時間以上あったのですが、釣れ出すと一気に7匹上がり、それが一段落ついて緊張が解けたのか、とたんに寒くなってガタガタ震え出し、いつの間にか芯まで冷え切っていることに気が付いた。

ウインドブレーカー下の服は既にずぶ濡れだった。

でもまだ時間あるし、もうちょっとできるかなとルアーを付け替えようとしたところ、手も冷え切っていて指が動かずスナップを外せない。

肉体労働者なので寒さには強い自信あったのになあ。

寄る年波には勝てないかと13時前位に終了したのでありました。

ミッドクリークのフォールポンドは大物揃いなのか、それとも今回たまたまなのか分かりませんが、釣れた魚は全般的にサイズが大きかったです。

イワナ4匹とニジマス2匹は20cm台後半、うちニジマスの1匹は白子持ち、イワナ1匹は30cm超えで子持ち、金色に輝くイワナの卵を見るのは初めてです。

ニジマス2匹は当日塩焼きにして頂き、イワナの身は5匹とも昆布締めに、卵は塩漬けにして正月に美味しく頂きました。

私は食べちゃいましたが、非加熱は自己責任でお願いしますね。

 

釣れたルアー

f:id:tenaraioyaji:20200301194714j:plain

Xスティック ピンク イワナ5匹

 

ダイワ イブ1g ピンク ニジマス1匹


シマノ ロールスイマー2.5g オレ金 ニジマス1匹

 

計7匹


管釣り始めてからの累計19匹