50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

手習いその45:管釣り初心者が贈る、これから管釣り始めたい方へのメッセージ。

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何とかかんとか1年がかりで釣り行記の体裁も整うようになってきたのでありますが、私の場合、特にルアーを買う選択において、下手にネットで調べすぎて遠回りをしてしまったな。という反省があります。

全く何も知らない素人だったので調べた情報の取捨選択ができず、とりあえず色々買ってしまい、ネットで薦めていたから釣れるに違いないと、場所やコンディションに対しての適正とかお構いなしに投げ続けて、うわー釣れねーわー。と凹みながら帰るというパターンが暫く続いてしまいました。

そこで、具体的にどういったところが失敗だったのかを分析し、主にルアーやタックルの選び方について、これから管釣りを始めてみたい方へのメッセージとします。

 

「爆釣りとかのワードで検索してはいけない。」

私の場合、これで結構な金額を使っちゃいましたね。

上記のワードで検索すると、セット売りのルアー通販とか、まとめサイトが大量にヒットしましてね。そこで薦めているからと、ついついポチポチとクリックしてカートに入れちゃうんですよ。

ちなみに、その時買ったルアーで現在も主力になっている品は無いです。

まとめサイトの場合は、非常に参考になるサイトもあれば、他の誰かが書いた記事を切り貼りして、実際釣りに行ってないだろ。みたいなサイトもあります。

でも最初のうちは、どの情報が優良なのかすら分からなかったのですが、最近では見分ける基準ができて、それは、いつ何処で何を使って何匹釣れたとかの具体性があることですかね。

それで自分は、釣れても釣れなくても嘘をつかず誇張もせず、日時と道具と釣果を正確に記録していくブログにしよう。という考えに至ったのでありました。

 

「情報には賞味期限がある。」

これは最近特に思いますね。

管理釣り場は、毎日大量のルアーが放り込まれる訳ですから、同じような品は魚も見慣れてしまうからですかね。

季節という要素もあるのでしょうが、以前は釣れた品でも、現在は急に釣れなくなったなあ。というのが、ここ1年ばかりの経験でも感じるところでありまして。私の場合は、特に25mm以上の、大きいサイズのクランクは釣果が悪化して、それに代わって軽量スプーンや25mm以下のクランクでの釣果が上がっています。

スプーンの色もそうで、私は金とか銀であまり釣れたことが無いので、色のローテから外してますしね。放流の時に投げてみる位です。

ですから、意外と情報の旬は短いと考えた方が良いかもしれません。

 

「それらを踏まえてお薦めするルアーは」

 1からルアーを揃えるという前提で、最低限の品を買うということでしたら、最初はスプーン6個、クランクの浮くタイプが1個、沈んで底をたたくようなのが1個。これで私が行ったことある場所なら、大抵のコンディションで釣果0は避けられるのではないかと思います。

私はつい何ヶ月か前までスプーンが大の苦手でしたが、スプーンで釣れるようになるとコロッと考えが変わるもんで、今では何でもっと早く練習しなかったんだろう位に思っています。

具体的な品は、クランクはミッツドライか、ちびパニクラSRの色はクリアーで。ボトムタイプはそれで釣るというより、底を叩いて動かない魚を移動させるみたいな目的ですから何でも良くて、メタルバイブの暗い色とか、パニクラDRとかを私は使っています。

スプーンは私の場合1.0gが一番しっくりくるので、ダイワ プレッソ イヴの1.0gを各色揃えています。そこから6色選ぶとしたら、

ダージリン、サーモンバジル、イエローダガー、グリーンペレット、さやえんどう、ダークオリーブですね。これは私がイヴを使って釣れた上位6種類の色そのものであります。

これらの色をローテしながら、投げて着水してからのカウントを変えて魚が居るレンジを探り、巻きはロッドの先を5cm位とか気持ち上げつつ、基本2秒で1回転くらいのペースで回せば、とりあえず釣れると思います。ちなみに私手習いオヤジは、未だにタダ巻きとフォールしかできません。

 

「上記のルアーに合わせたタックルは」

初めて単独で行った菅マス釣りでは、バスタックルで軽量スプーンを投げようとしていたアホな私です。

それから流石に、用途に合わせたタックルを揃えないと釣れないということが分かり、現在では一丁前にタックル2つ持ちとなっておりますが、上記のルアーを投げるならば、ロッドは6フィート位のXUL、リールは2000番位の品、ラインは2.0~2.5ポンドのフロロラインをお薦めしたいと思います。

XULのロッドはペナペナで、例えるとゴボウか何かに糸付けて投げてるような感触なんですが、慣れると飛距離が出ます。私は東山湖とかの広い場所でも1.0gのスプーンを使いたいので、飛距離が出ないとストレスを感じてしまうのです。同様の理由でリールはスプールが大きめな2000番、ラインは抵抗が少ない2ポンドのフロロとなってます。

このタックルは、大物が掛かると中々上がらないデメリットがあるのですが、そこは大物が掛かった時は存分にバトルが楽しめるぞ位に考えれば良いかと。

 

現在私が考えるところの、これから管釣りを始めたい方へお薦めする内容は、以上となります。

上記に情報の賞味期限があると記述している通り、これは2020年の6月に私が考えていることであります。よって、今後の管理釣り場の環境やマイブームが変わることにより、また違う内容に変わるかもしれません。その時はまた紹介してみたいと思います。