50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

手習いその18:ムカイのルアー

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ムカイのルアーとの出会いは2019年の12月頃、近所のタックルベリーの中古ルアー売り場でした。

何か買い足そうと見ていたら、おー。ふわとろに似てるのあるじゃん。と、手にしたのがトレモジョイントのクッキー色でした。

当時はふわとろが私の主力でしたからね。やった似たようなのが安くあるぞと、それを購入したのでありました。

で、帰ってから良く見たら、MUKAIと印刷してあったので調べて、そこで初めてムカイというメーカーを知ったのでありました。

その後、6時間で1匹しか釣れなかった王禅寺にて、他のルアーがことごとくそっぽを向かれる中、唯一の釣果を上げたのがこのジョイントでした。

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王禅寺の次はミッドクリークに行くということで、菅マスサイトの掲示板に書かれていたトレモの黄色を、あーこれもムカイなんだ。と思いながら購入しました。

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正確には、トレモ 35MR Fブラス ライムピンクライン だそうです。

デカミッツとかと同じで、振るとカチャカチャ音がします。

ジョイントの方は次のミッドクリークで殉職してしまい、同じ品を探したのですが廃盤なのかどこも在庫切れで、じゃあ同じメーカーの同じ色にするかと買ったのが、ZANMU IDO FULLクリームスターでした。

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ムカイ製品の手持ちは、この2個だけだったのですが、年明けの東山湖では物凄い活躍を見せ、トレモが4匹、ZANMUが5匹、2つで9匹でした。1日でせいぜい6~7匹だった今までの私からするとビックリするような釣果で、これはムカイ製品の優秀さのお蔭に違いないと、すっかり信者になってしまいまして、わざわざ章を設けて紹介してみようと思った訳です。 

 

「トレモの感想」

前回の東山湖で数はZANMUの方が釣れましたが、2投で2匹ゲットとか、私が釣った魚の最大記録を更新したことから、この子がMVPです。ミッドクリークではそっぽ向かれて全く釣れなかったのに、よく分からないもんです。

使った感想は、箱の説明書きにあるようなレンジが変幻自在という訳でなく、ちょっとだけ沈むトップウォーターって感じでした。

なので、浮かせたままユラユラ引いて使っています。

今までトップ狙いのルアーは、デカミッツとチビパニクラしか無く、しかも両方共クリアーカラーだったので、これで選択の幅が広がりました。

 

「ZANMUの感想」

「ZANMU」という名前はちょっと前から知っていて、釣れるルアーだという記事も読んでいたのですが、実はこれまで敬遠していました。

理由はネーミングですね。

サラリーマンの私が「ざんむ」って聞くと、真っ先に思い浮かべるのは「残務」(笑
どうも、先月の締め終わってねー。とか、納期に間に合わねー。とかを連想してしまうのです。

現在では、そんなこと気にせず、早いうちに買っておけば良かったと。

ZANMU IDOを投げてまず嬉しかったのは、謳い文句通り飛距離が出ることです。他の同サイズクランク2.5g前後より、1~2割位は遠くに飛ぶ感じ。

東山湖では岸と桟橋の中間地点を狙いたいので、まだまだキャストが下手クソな私はスゴく助かります。

あと、ただ巻きで釣れる初心者ルアーみたいなこと書いてる記事が結構ありますけど、積極的にレンジを色々と変えられるので、私より上手い人が使っても面白く感じるんじゃないでしょうか。巻くと沈んで巻かないと浮くがハッキリしてるので、幅広いレンジを探れる上に、トップでも使える。

これは各色を買い足しして、これからの主力になるでしょう。

 

「早速追加購入した」

ということで早速ZANMUを2個追加しました。同じIDOで、カラーはピンクとアオダイショウです。

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Xスティックで衝撃を受けてから、なるべく魚の気持ちを想像して買うんだと意識しているのですが、私なりに魚の気持ちになって選択したカラーがこれらでした。

それが合っているのかは、次の釣り行でお魚さんが教えてくれることでしょう。

手習いその17:ドラグのセッティングを検証する

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今後も使うだろうと思い重量計を買いました。

メジャー付きで50kgまで測れて1000円しないとは驚きでした。

届いた当日に、早速ドラグの重さを測定してみることに。

何故か家の壁にはハードポイントがあるので、そこに吊るしてラインを繋いで引っ張ってみます。

ちなみにリールはワールドスピン1500、ドラグの位置は前回の東山湖で使っていた時の値で、一番締め込んだところから39ノッチ戻した位置です。

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で、リール単品での測定結果は300g。

はあ?そんなに軽いの?と驚いた後、リール単品の状態で糸を引っ張る時と、実際に釣りしてる時では、ドラグの出方は感触が違うよな。そうだひょっとしたらと思い、釣りをしている状態に近くなるよう、リールをロッドにセットしガイドにラインを通した状態で、なおかつロッドを曲げて測ってみました。

ラインが切れても大丈夫なように、ロッドが壁に当たらないようマットを立てかけ準備完了。

ロッドを曲げながら測定してみたところ、ロッドの曲げ方と糸を引き出す速さでバラつきは出ますが、平均値は大体470g辺り、マックスで500g位でした。

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しかしこのXULのロッドは、500gの荷重でもこんなに曲がるのか。しかも根本から曲がってるし。
測った結果、ロッドの反発力によってラインがガイドに押し付けられ発生する抵抗は、大体170gということが分かりました。

ドラグが300gで作動している時でも、ロッドから先のラインには、470gの力が掛かっているということです。

でもこれは、ロッド固有のバネ定数とか、ラインとガイドの摩擦力とかは製品によって全然違うでしょうから、あくまでも私のタックルでの話となります。

またまたキタナイ絵ですけど、以下に図解してみるとこんな感じで、

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使っているラインは3ポンドなので、限界の荷重は1.36kgです。

瞬間的な衝撃にも耐えられることを考慮して、あとドラグの特性は体感なんですけど、設定値を超えてから動き出し、動き出すと設定値に落ち着いてくる気がするので、それらのマージンを取ってラインの限界値の半分と仮定すると、大体680g。

リール本体だけで500gってところですね。

このリールでドラグ40ノッチ戻し近辺では、1ノッチ当たり約50g変化するので、現在より4ノッチ締め込んでやれば、最適値辺りに収まるのではないかと。

そんな結論に至りました。

その後調べていたら、ドラグはライン耐荷重の3分の1を目安にするという記事を見かけました。

その基準で計算すると450g位になるので、自分で考えた値も、まあ良い線なのだろうと思います。

ただ、前回のセッティングでも30cmのコ―ホーは余裕で、30cmのニジマスでも、そんなに戦わず上げられましたので、大物が掛かった時だけ2~4ノッチ締め込んで対処する方法にしたいと思います。

手習いその16:2回目の東山湖を振り返る

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「高活性とムカイのルアーに助けられた」

先日の東山湖を振り返ると、当日の活性の高さとムカイのルアーに助けられた釣り行でした。

私は黄色系のルアーをメインに使い、トップばかり狙って釣っていたのですが、隣の人は緑色でボトムを狙っても釣れていました。

私は底の方を全然試さなくても、隣の人と同じ位に釣れてましたから、広いレンジで釣れる高活性だったのでしょう。

前日にコ―ホーを放流したそうで、その影響があったのかもしれません。

あとはムカイのルアーが大当たりだったこと。

ムカイのルアーは、トレモの黄色とZANMU IDO FULLクリームスターの2個しか持っていないのですが、その2個で当日の大半である9匹を釣り上げてしまいました。

これには大変驚きまして、それからすっかりムカイ信者です。

ムカイのルアーにつきましては、後ほど改めて紹介してみたいと思います。

 

「やっぱり朝一番は釣れない」

私的には満足な成果だった2度目の東山湖でしたが、まだまだ課題は多いです。

まずは、釣れている日でも、やっぱり釣れ出すまでに時間が掛かることです。

買ったばかりのルアーを最初に投げたがるとか、朝一のレンジを探るのが下手クソなことが理由だと思いますので、次までには何らかの対策を考えてみたいと思います。

 

「早急にドラグのセッティングを研究する」

今回はドラグをユルユルにしたお蔭で、ラインブレイクしなくて済みましたが、前回といい今回といい、どうも調整が感覚的過ぎて客観性や再現性に乏しいなと感じました。

ちなみに前回は、ロッドにリールを付けてリングにラインを通した状態で、ロッドを曲げずに糸を引っ張り、ナイロンの糸が結構ニューって伸びながらドラグが動き出す感じで、今回は、ラインがそんなに伸びない位の力でドラグが動く感じ。

って書いても何だか意味が分からないですよね。書いた自分が読んでも分からない。

ドラグのノッチ数でいうと、ワールドスピン1500のリールで、ドラグを一杯に締め込んだところから前回は30ノッチ位で、今回は39ノッチ戻したところです。

これは早急に測定する機械を買って、セッティングの検証をしてみようかと思っています。

重さを測る訳ですから、別に専用のテスターでなく重量計でも大丈夫ですからね。

測定結果はまた記事で紹介してみたいと思います。



手習いその15:2020初釣り 東山湖再び

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年が明けたら、また釣りに行きたくてムズムズしてきたので、今回は東山湖へ行くことにしました。

横浜に住んでいると、埼玉や北関東よりも御殿場の方が距離は遠いのですが、首都高を通らなくて済むからアクセスが良いイメージです。

東山湖より王禅寺のが近いじゃん。と言われそうですが、ちょっと自分のレベルでは、まだまだハードル高いかな。

これから王禅寺は修行の結果を試すための、テスト会場みたいな位置付けになるかと思います。

2020年の1月14日、やっぱりやる気マンマンで早起きした私は、早めに出発して夜明けに到着。前回は薄暗い中ガイドに糸を通してスナップを付ける作業に手間取ったので、それらは昨夜のうちに済ませておいた。

前回のミッドクリークの教訓で、ドラグはユルユルに調整してある。

夕方には横浜に戻らなければならない用事があるので、逆算すると2時前には出発です。時間制限がある中、7:30頃から釣り行をスタートしました。

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(写真は前回の使い回し)

夜明けと同時に釣りを始めるパターンが多いのですが、早朝は魚がどこに居るのか、毎回なかなか把握できていない。重めのスプーンを投げて探るも何だか良く分からない。

そのうち魚が浮いてきた気がしたので、今回より投入のZANMUを投げて水面から40~50cm下辺りを狙ってみたところ、2匹ゲット。

前回から、2匹釣ると同じルアーではアタリが無くなる法則ってあるよなあ。と思っていたのですが、やっぱり反応が無くなったのでハイドラムに変更。

このニョロニョロたまんねー。と、喜びながら泳がせてたら2匹ゲット。

気温が上がってくるとバシャバシャ跳ねる魚が増えてきたので、よし次はトップでも狙ってみるかと、トレモの黄色を投げて表層を泳がせてみたところ何と2投で2匹ゲット。

何か今日は調子が良い。

じゃあ今度はZANMUでもトップを狙ってみようと、このルアーは巻かなければ浮いてきて巻くと沈んでいくので、表層を沈まない程度に巻きながらユラユラ漂わせてみる。そこで更に2匹ゲットしました。

そのうち1匹は30cmのニジマスで、上がるまで結構走り回りました。

30cmクラスのコ―ホーも何匹か上がったのですが、コ―ホーは割とあっさり上がってきて、塩焼きサイズだと巻き合わせの時に空中を飛んでくる位なのに対して、ニジマスは引きが全然違いますね。とにかく暴れ回ります。

今回はドロヤナギ向かいの桟橋にいたのですが、両側に投げられるのはメリットですね。

例の2匹の法則でアタリがなくなったら、振り向いて反対側に投げればまた釣れたりします。それで更に1匹追加。

じゃあ次はローテ的にトレモかなと投げたところ、表層をユラユラ泳いでいるトレモの後ろから波が近づいてきて、それはすぐ渦に変わり、一瞬魚の頭が見えたかと思うとガボッとルアーは水中に消え、同時にガツンというアタリが。

おー。トップ狙い最高!しかも何かデカそうだぞ。と思った瞬間、ドラグが激しく鳴り出し糸は沖合へと走り出しました。

それを何とか引き寄せ、網でキャッチしようと魚の頭を水面から引っ張り出して目が合った時、猛烈に頭を振って暴れ出し、今度は桟橋の下に潜り込もうとします。

下に潜り込まれて桟橋の支柱に絡まれたらアウトですから、もう無理矢理でも引っ張り出そうと、前かがみで上半身を水面の方に乗り出しロッドは思い切り下を向け、引っこ抜くような体勢で戦ってました。

その時のロッドは完全にUの字。

へー。ロッドってこんなに曲がっても大丈夫なんだあ。と頭の片隅で思いながら、何とかまた寄せてキャッチしようとすると大暴れして走り出す。

それを3回ほど繰り返した後ようやくキャッチとなり、それは40cmのサクラマスでした。

手習い中のオヤジにとっては人生最大のサイズです。

しかし40cmでこの戦いだったら、50cm越えはどうなっちゃうんだろうと。

ともかく前回の失敗から対策したドラグのユルユルセッティングが上手くいって良かったです。

その後トレモで1匹追加した後、デカミッツドライで更に2匹ゲット。

釣った魚を全て捌くのに1時間はかかるだろうと、12時30分頃に終了としました。

朝昼飯と煙草を吸いにウロウロしてた時間を引くと、正味4時間位で13匹の釣果でした。

 

本日の内訳は、

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サクラマスは血抜き中に尾びれがどこかにいっちゃいました。尾びれの分写真より7~8cm長いです)

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(30cmのコ―ホーが小さく見える)

サクラマス40cm 1匹
銀鮭(コ―ホー) 30cm台 4匹
         20cm台 3匹
ニジマス 30cm台 1匹
     20cm台 4匹

 

釣れたルアー

 

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ムカイ ZANMU IDO FULLクリームスター 5匹


ムカイ トレモ35MR Fブラス ライムピンクライン 4匹

特筆点:自己最高サイズを更新。


ヴァルケイン ハイドラム黄色 2匹


デカミッツドライ ラトル クリアー 2匹

 

計13匹


管釣り始めてからの累計 32匹

 

前日に銀鮭(コ―ホー)を放流したからか、釣れた割合が一番高かったです。
サクラマスはその日のうちに、またまた馴染みの居酒屋に持っていき贅沢に塩焼きにして、いつもの飲みメンバーと美味しくいただきました。

サクラマスよ、熱い戦いを有難う。そして美味しくて有難う。

管釣りを始めてから食に対する認識が少し変わりましたね。

感謝する気持ちが増えました。

手習いその14:番外 実家のおせちは変だ

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ミッドクリークの写真が全然無くて、せめて釣った魚もないのかと探してみたら、唯一あったのがこの写真です。

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調理中の写真撮ったと思ったんだけどなあ。

実家に居る時は、車を運転する用事が無い限り大抵酔っぱらってますから、酔っ払いの記憶違いで撮ったつもりになってただけでした。

隅っこに写っているのが、釣った当日に仕込んだイワナの昆布締めです。ガタガタ震えながら帰ってきて、その後に仕込むのは結構しんどかった。

で、隣に写っているのはスペイン生ハムのハモンセラーノをスライスしたやつ、生エビを紹興酒に漬けたやつ。

どう見ても変な取り合わせですが、これらが実家のおせち料理です。

私の弟は中華のコックなので、毎年正月には中華料理の前菜と生エビやら生カニを持って来るのが恒例で、それと縁起物の豆やら雑煮、あと大量の酒。

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普段はロクに連絡も取らない親兄弟なんですが、元旦だけは必ず集まるという中で、料理で兄の出番が無いのも何か嫌だなあと、何年か前から私は生ハムとか自作シメサバなどの魚料理を持参することにしまして、中華料理と生ハムと雑煮という、何だか良く分からない組み合わせが確定しました。

最初は生ハムスライスのパック、次はプロシュートの骨なしモモ半分、ここ数年はインパクト勝負のハモンセラーノ1本持参となり、今年は更にイワナの昆布締めとドライトマトのオリーブオイル漬けの自作品もプラスされ、何だか無国籍な正月の食卓になっております。

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妹とかは自分の子供の言葉を利用して、「オジサンは、また美味しいお肉持ってきてくれるかな?って言ってたよ。」と、生ハムを暗に催促してくるから、まあ一同には好評なんでしょう。だから、まあいいかと。

手習いその13:Xスティックの使い方

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前回のミッドクリークで、イワナキラーとして活躍したXスティックを、今回は紹介してみます。私が持っているのはピンクの1本だけ。

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爆釣りとかのキーワードで検索すると必ず出てきますし、そんな超有名なルアーを今更紹介すんの?みたいな感もありますが、どうやら先日の練習で上手く動かせるようになったようなので、私の忘備録も兼ねて今回は図解でやってみます。

釣れたという記事は多数見かけるものの、それまで私は全くスティックで釣れませんでした。斜め45度で持ち上げてフォールを繰り返すのがコツらしいのですが、その持ち上げ加減と巻くスピードが全然ダメだったんですね。

ミッドクリークで5匹連続イワナをゲットした時の動かし方は、手書きでキタナイですけど以下の通りで、

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という感じで、ロッドの先で20cm引き上げたとすると、その後のフォール量は14~15cmってところでしょうから、買った頃にイメージしていた動かし方より、かなり小刻みで速い。

如何にリズムを崩さず同じ動きを続けさせるかが肝みたいです。

それを見たイワナが、先を争うように喰らいついてくる様は圧巻でした。

流石は場所により禁止される有名ルアーだけのことはあります。

そして、先日つくば園の管理人さんから言われた、ルアーのパワーの意味もやっと理解できました。同じつくば園で衝撃を受けたデカミッツも、私が使うと爆釣りというよりも、毎回コンスタントに1~2匹追加してくれる、頼もしい相棒みたいな感じで、ちょっとパワーという表現ではないかな。と思っていましたので。

さて釣れたのは良いのですが、それはそれで悩ましいことになりまして。

というのは、今後はルアー購入の基準を、どうすれば良いかということです。

Xスティックは、どう見てもピンクの棒だし。私の基準ではエサにも小魚にも見えないんですけど、どうやら魚は違うらしい。

喰いついてくるんだから旨そうなエサという認識なんでしょう。

ということは、私が今までクランクを選ぶ際に基準としていた、如何に小魚に似ているかというのは所詮人間の感覚で、魚側が餌とは見ていない品物を、せっせと買い揃えている可能性も大いにある訳ですよね。

改めて手持ちのクランクを見てみると、いつの間にか茶とか黒っぽい色ばかり買っていることに気が付きました。

やっぱこれが手詰まりになりやすい原因かもしれない。

これからは色や形のバリエーションも、私の好みではなく考えながら、クランクを補充していかねばと。

 

手習いその12:ミッドクリークを振り返る

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「初のイワナ

ミッドクリークでは、管釣りで初めてイワナを釣り上げる体験をしました。

猛烈に頭を振るマス系とは、引いてる時の感じが違いましたね。

30cmの子持ちを釣り上げた時でも、最初のうちは小型サイズのニジマスがヒットしたのかと思ってました。

で、あっけなく上がってきてネットでキャッチしたら、ん?これ何かデカくて長いぞ。おー。イワナじゃん。みたいな感じで。

 

「ドラグ調整が課題」

これからの課題になったのが、ドラグの調整です。

測定する機材を持っていないので、今までは適当に糸を引っ張って、糸がビヨーンと伸びつつ切れない程度のところでドラグが鳴り始める位を目安に、こんなもんだろと適当に合わせていたのですが、それでは大物が掛かって走り出した時の、瞬間的な荷重に耐えられないことが分かりました。

とりあえず次回は、ドラグを緩々にセッティングして挑み、何か測定する方法も考えないといけません。

 

「最適なルアーを早く選択したい」

あとは、今回は当たりに辿り着くまで2時間位掛かってしまいましたので、ルアーの種類やカラーを効率良く選択するには、教訓としては変な先入観を持たず、現在の状況をより早く把握することでした。

他には、どんな順番で投げれば良いかも、前もって考えておくようにしたいと思います。

ただ、それを決めるに当たっては、場所だけでなく当日の天気や気温など、複雑な要素が絡み合ってくるでしょうから、場数を踏めば自然と分かってくるのかもしれませんが、今の所はサッパリです。

でもそれなりに考えて、事前のシミュレーションを心がけようと思います。

 

「野良猫の話」

他には、釣りとは直接関係ないと言えばないけど、管釣り場につきものの野良猫の話です。

王禅寺やミッドクリークには結構な数の野良猫が居まして、王禅寺のは魚を捌いていると寄ってきて、分けてくれと足元でニャーニャー鳴く程度なんですが、ミッドクリークの野良猫は5匹位の団体でやってきて、隙あらば流し台に登って魚を盗ろうとする。

「猫に内蔵などを与えないで下さい」と張り紙してあるので、飼い猫ではなくミッドクリークさんも困っているのだろうと思います。

最初は流しに登ってきた猫を包丁の裏側で小突いて戦っていたんですが、そのうち猫も本気になって、毛を逆立ててフーとか言い出して、ガチの戦闘モードになってしまう。

そんな猫と戦いにここまで来た訳じゃないんで、何か良い撃退方法は無いかと試しに水をかけてみたら、これは効きますね。(笑

とたんに情けない顔になって逃げ出していく。

で、ちょっと離れたところで濡れたところをひとしきりペロペロした後、また戻ってくるんですが、また水をかければ逃げていく。

その間に無事、本日の釣果を盗られることなく捌き終わりました。