50の手習い。「オッサンの管釣りブログ」

50を過ぎてから管マス釣りを始めた素人オッサンの記録と、何故かフェラーリのメカニズム解説、自作ギターアンプやオーディオアンプの紹介、副業である執筆業のことも時々解説しちゃう。

手習いその3:王禅寺とつくば園へ

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早戸川ショックから立ち直り冷静になったので、とりあえず自分は話にならない位に無知なことを自覚して、まずは色々調べなければと。

海釣り行ったり霞ヶ浦でルアー投げたりと迷走していましたが、これからは管マス一本に絞って、自分が納得する結果が出るまで修行する決意をしました。

そして、時間があればルアーを初め菅マス用の釣り具について検索してました。

それまではエサ釣りしかやったことが無いので、ルアーの種類から勉強です。

どうやらスプーンが基本らしいので、2.5g前後の格安スプーンセットやらスピナーセットを、またまたアマゾンで購入。

すっかり晩酌アマゾンが日課になってしまいました。

同時に菅マスプロが投稿した記事とかも読んでいるので、そうか喰わない時は軽量スプーンなのかあ。と、腕も何もあったもんじゃないのに分かった気になって、1.0g前後の各色スプーンも買い集めてました。

また、40年も釣りから離れていると軽く浦島太郎状態です。

今のリールは巻いてもカリカリ言わないんだあ。とか、そこからで。

ロッドやルアーの種類は、対象の魚に合わせてかなり細分化されてるのにも驚きましたね。

用語もそうで、タックルって何だ?そこからです。

最初のうちはどうもタックルと聞くと、まずTVタックルのビートたけしを連想していたのですが、色々と検索しているうち用語にも慣れてきて、ちゃんと釣りのセットをイメージできるようになりました。

自分が満足するまで一通り調べ終わり、ルアーも合計20個位購入し、何だかそれだけで釣れた気になった後、次はどこに行こうかと場所調べに入りました。

早戸川はちょっと遠いしなあ。しかもプチトラウマだしなあ。と調べていたら、現在の住まいである横浜から車で30分くらいの場所に、王禅寺ベリーパークというのがあるじゃないですか。

ほう。釣具屋のタックルベリー会員になると前売り券が安く買えるのか。と、早速近所のタックルベリーに行き会員登録。

期待に胸を膨らませながら3時間前売り券を購入したのでありました。

そして2019年10月10日の当日。 

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(王禅寺のサブロー池。清々しい朝だ)

その日に王禅寺に居た方は、初心者優先を謳うサブロー池にて、例の中華バスタックルで1gスプーンを両手全振りで投げようとしているアホな奴を見ることが出来たでしょう。

それが私です。まーだ管釣りを舐めてます。

ラインも20ポンド位ありそうな太い代物で、流石に5m位しか飛ばなくて話にならず、レンタルタックルを申し込んで、うわーこれ投げやすいわ。とか言いながら、スプーンとスピナーを替え続けひたすら投げまくっていたところ、やっと1匹釣れた。

スゴク嬉しかった。

その頃は、棚も巻くスピードも何も理解していなかったので、今思えば単なる偶然ですね。その時のスプーンは忘れもしないダイワのイブ、1.0gこげ茶色でした。

 

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流石にリールはともかくロッドは専用品じゃないと、マス用の軽量ルアーを投げられないということを学習して早速購入することに。

長さ感とか、しなりのグニャグニャ感は実物を確認したくて(見たところで分かりゃしないんですけど)、今回は通販でなくタックルベリーの店舗へと。

アブガルシアの、マスビートエクストリームという6フィートのXULカーボンロッドを、見た目がカッコ良いということと、値引きしまくりで半額位だったという理由で購入。

私は、仕事柄イタリアデザインの製品を見る機会が多いんですけど、ぱっと見のデザインで「おお。」となる感じがイタリア製品と似てますね。

ロッドにガイドを固定する部分に、キラキラ光る緑色の糸を使ったりとかね。

それと組み合わせるのは、ダイワ製ワールドスピン1500のリール。これも安いのに金色でカッコ良いからという理由。

ラインはタックルベリーオリジナルの3ポンドナイロンライン。

どうせ素人なんだから用途が合ってれば安い品で十分。不満が出たら買い直せば良いや。と、トータル1万円程の買い物でした。

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(これが相棒。宜しく頼むよ)

そして茨城の地元へ帰ったついでに、実家から車で30分程の、管理人さんがとても親切な「つくば園」へと。

先日やっと1匹ですけど釣れたもんだから、ちょっといい気になってて、もっと釣れんだろ位の謎の自信マンマンで挑みましたね。何か新しいロッドとリールもカッコ良いし。
3時間で申し込み、ひらすらスプーンとスピナーを投げるも釣果は0。

謎の自信は見事に打ち砕かれたのでありました。でも昼に食べた猪カレーが美味しかったからOKです。

一瞬、これまで使った菅釣り3回分の金額を足すと、1匹当たり8000円かあ。などと思いましたが多分その邪念が原因で釣れないのです。

隣では小学生くらいの子が10匹位釣り上げてまして、あの子スゴイねえ。などと管理人さんと話してたら、

「あー。デカミッツでしょ。あのルアーはパワーがあるからねえ。」

みたいなことを言われまして、

ん?デカミッツ?ルアーのパワー??

となってしまいました。

それまではスプーン投げて後は腕次第と思っていたので、ルアーの種類によって釣れる釣れないがあるということすら知らなかったのです。